「ゼロ秒思考法」を実践して地頭がいい人になろう!
どうも!地頭コーチSHUです!
このサイトでは「地頭を鍛える」を最大のテーマとして、受験生を中心に役立つ知識や勉強法を紹介しています。
今までたくさんの方法や受験に役立つ知識を紹介してきましたが、今回紹介する思考法はマジで「劇薬」です。
そのやばい思考法こそが、タイトルにもある通り
ゼロ秒思考法
です!
テストや会議、様々な場で「もっと頭の回転がキレて、鋭い考えができないか」なんて思ったことはありませんか?
そんな願いを抱いている人に0秒思考法はぴったりです!
0秒思考が身につくと、頭がキレて深くて速い思考ができるようになるだけでなく、メンタルが安定したり、コミュケーションが円滑になったりと良い事ばかりです。
というわけで、今回はゼロ秒思考を鍛える方法と身に付けるメリット、更に受験生向けの実践方法も紹介しようと思います!
※本記事は赤羽雄二さん著「ゼロ秒思考」をベースに、私地頭コーチSHUの実践記録、及び私の考える受験生向けの方法論を紹介するものとなっています。是非一度「ゼロ秒思考」を手に取って読んで下さい!
ゼロ秒思考を身に付けるには?
では、ゼロ秒思考を身に付けるにはどんなトレーニングをすればいいのでしょうか?
それは簡単です。
メモをすること
これに尽きます。
ですが、「普通のメモ」とは違います。
明確なルールに基づいて実践する必要があります!
- A4の紙を一枚用意し、横置きにする。紙は裏紙でいい。
- 一番上にタイトルを書く
- 1行につき2~30文字程度でそのタイトルについて思う事を書く。
- 大体4~6行書く
- 厳密に1分を守る
具体的にどんな感じになるかは下の画像を参考にしてください!
こんな感じで、
「ちょっと的外れかな?」
「こんなこと書くのってレベル低いかな?」
みたいな余計な思考や、起承転結、文脈とかは気にしてはいけません。
テーマに関して余計な思考を挟まずに、純粋に考えるトレーニングなのです。
そして、これを1日10回(分)やると思考力が磨かれ、様々なメリットを得ることができます。
では、次にゼロ秒思考で得られるメリットについて見ていきましょう。
ゼロ秒思考ができると何がいいのか?
ゼロ秒思考ができるようになると、このような良い事があります。
- 頭の回転が速くなり、思考が整理されやすくなる
- 自分の心をコントロールしやすくなる
- コミュニケーションが円滑になる
それぞれ詳しく見てみましょう。
メリット1:頭の回転が良くなる
問題を解く時って、必ずしも時間を書ければ上手くいくわけじゃないですよね。
たとえ数時間同じ問題の解法について考えていたとしても、全くアイデアが出ないなんてことはざらにあります。
こんな時に、先ほどの1分間のメモを実践するのです。
1分間本気で頭に浮かんだことをとにかく書きまくるのです。文脈とか的を射ているかなんてことはガン無視です。
そうしてひたすら書きまくることで、1分後には大分頭がすっきりと整理され、自分の考えを自分で認識することができるのです。
自分のことを俯瞰的に認識する、これをメタ認知と言いますが、このようなスキルこそが問題をスマートに解いていく上で重要なのです。
筆者の赤羽さん曰く、これができれば数日かかる仕事が3~4時間程度で終わるくらい生産性が上がるとのことです。
つまり、受験生的に言えば、今までめっちゃ時間がかかっていた問題でも解くスピードが上がり、勉強効率もテストのパフォーマンスも格段に上がる、という事です!
メリット2:メンタルが安定する
メンタルの不安定ってかなりヤバいですよね。
メンタルが不安定だと集中力がなくなったり、イライラしたり、無気力になったりします。
ですが、ゼロ秒思考はこうしたメンタルの不調を脱するのにも役立ちます。
「なんか今日は気分悪いな~」
はい!そんな時にも1分メモをしましょう!
テーマは「今日自分が気分悪い理由」です。
体調かもしれないし、成績のことで悩んでいるかもしれない。手を動かすことで原因が見えてきて、対策が取れるようになりますよね。
そうすれば、自分のメンタルをいい方向に持っていけるので、ゼロ秒思考はメンタルの安定にも役立つって話です!
メリット3:コミュニケーションが円滑になる
「これってどういう意味?」って質問されて上手く答えられなかった経験ってありませんか?
こうした状況もメモを習慣化することで解決する事ができます。
日頃からメモとしてアウトプットするクセがついていると、上手く言葉にできない事でもスラスラ話せるようになります。
コミュニケーションが上手く取れるとストレスもたまりにくいですし、人としての魅力も増すので実践しましょう!
受験生向け!ゼロ秒思考のススメ
このゼロ秒思考、あまり受験界隈では浸透していないようですが、これってめっちゃ受験向きだなーって思います。
だって、「短時間でトレーニングできる」「身につけば地頭が良くなる」「頭の整理に役立つ」・・・
受験に良いことばっかですよね?
そう思ったので、受験生向けにアレンジしたゼロ秒思考(1分間メモ)の実践方法を紹介します。
- テーマを決める(例:イタリアの農業)
- 1分で思いつく限り書きまくる(気候を生かしたオリーブ・ブドウ・オレンジ栽培、北部では酪農・稲作も見られる・・・)
- 教科書等でメモの内容がどれくらい合っているか確認
こんな感じです。
これも先ほどの内容と同様、1分で行うことに意味があるので、あまり抽象的すぎるテーマだと意味ないです。
「イタリアの農業」とか「植物ホルモンの代表例と作用」「takeを使った熟語とその意味」みたいな頑張れば1分で結構な量書けそうなテーマを選びましょう。
社会や化学、生物、英語など、知識の整理が必要な科目でもそうですが、数学や物理などの「思考力」が問われる科目でもこの1分間メモは生きてきます。
例えば、数学で問題が行き詰った時には「ここから打開する方法」というテーマで1分程アイデアを書き出してみます。
すると、そこに書いたものから解法が連想できたり、書いたものが正解だったりします。
こんな感じで受験にも1分間のメモを応用していきましょう!
僕はこれを取り入れてから大学の勉強が大分スムーズにできるようになったのでかなりオススメです!
まとめ
それでは今回の内容を復習して終わりましょう!
- 1分間のメモを実践することでゼロ秒思考が身につく
- ゼロ秒思考が身につくと思考が早くなり、メンタルも安定する
- 問題の本質が見え、素早く解決策を考えられるようになる
今まで色々紹介してきたメソッドの中でも特に「地頭(思考力)を鍛える」ことのできる方法です。
是非、1日10分だけのトレーニングでゼロ秒思考を身に付けましょう!
それでは!
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