地頭がいい人の5個の特徴をまとめてみた!

2019年5月6日

 

どうも!地頭コーチSHUです!

今回は、地頭のいい人が持つ5個の特徴について解説していきます。

言ってしまえば、彼らは

・要約力

・図式化力

・応用力

・流用力

・直感力

が普通の人よりも優れています。

今回解説するこれらの5個の力を意識して勉強していけば地頭力を伸ばせること間違いなし!

それでは早速行きましょう!

要約力

地頭のいい人は無駄な情報を捨てて、大事な部分だけを抜き出すのが非常に上手いです。長い文章を読むときに、「で、結局どういうことなの?」と問いかけながら読むことで、文章を自分の力で要約して頭に入れているのです。

それでは、「要約」がどのような事か、ニュース記事の例を挙げて考えてみましょう。

今回は、「結局、デニソワ人について何が分かったの?」という事に注意して考えます。

デニソワ人については、かつて存在していたという事実と、現代人に残したわずかな遺伝的痕跡以外にはまだほとんど何もわかっていない。彼らは一体何者だったのか? アルタイ山脈にどれくらいの期間住んでいたのか? 本当にこれほど巨大な歯を持っていたのか? それとも、たまたまこの歯の持ち主だけが変わっていたのだろうか?

 ありがたいことに2010年に、デニソワ洞窟でさらなる発見があった。洞窟のもっと奥まった場所で、2本目の臼歯である親知らずが見つかったのだ。その前から研究所の倉庫に保管されていた1本目の臼歯を分析したカナダ、トロント大学の人類学者べンセイ・ビオラ氏が2本目の分析も行った。1本目の歯を調べた時は、大きさや広がった歯根から、最初はホラアナグマの歯かと思ったという。

 しかしビオラ氏は、2本の歯が同じ種のもので、現生人類やネアンデルタール人のそれとは異なると結論付けた。これによって初めて、デニソワ人は大きな歯を持つ種であったことが強く示唆された。

 大きな歯を持ったデニソワ人とは、どのような外見をしていたのだろうか。親知らずの形は持ち主によってさまざまだが、「巨大な歯根を持った大きな歯には、巨大なあごが必要であることは間違いありません」と、ビオラ氏は言う。

最近の遺伝学の目覚ましい発展は、人類史の研究にも大きく貢献している。

 マックス・プランク進化人類学研究所のスザンナ・ソーヤー氏率いるチームは、化石の中で長期間良好な状態で保存されるミトコンドリアDNAを調べ、2本目の臼歯の分析と年代測定を行った。

シベリア、アルタイ山脈のデニソワ洞窟で発掘調査中に休憩を取る学生のゾーヤ・グドコバさん。(PHOTOGRAPH BY ROBERT CLARK, NATIONAL GEOGRAPHIC)
[画像のクリックで拡大表示]

 デニソワ人のきれいなDNAを見つけ出すのは容易ではなかった。現生人類、現代および古代のバクテリア、それに洞窟をあさっていた古代のハイエナなどの混入物を特定し、排除しなければならないのだ。

 ようやく2本目のミトコンドリアDNAの解析が終わってみると、歯はやはりデニソワ人のものであることが確認された。また、新たなDNAによって、洞窟で見つかった3体分に共通する祖先のミトコンドリア・ゲノムを復元させることも可能となった。

 共通祖先のDNAのおかげで、ゲノムの突然変異率から年代を推定できるようになった。共通祖先の生きていた頃に近い時代に死んだデニソワ人は、もっと後の時代のデニソワ人よりも突然変異したゲノムの数が少ないはずである。ソーヤー氏は、2本目の歯の突然変異の数が、1本目の歯および小指の骨と比較すると半分しかなかったことを突きとめた。すなわち、こちらの方が古いことになる。

 この歯の持ち主であるデニソワ人は、もうひとつの歯と指の骨の持ち主たちよりも約6万年も前に生きていたことを示唆している。この簡単な人類の系譜が示すように、デニソワ人は単一の種として、少なくとも現生人類と同じくらいの期間この地域に断続的に存在していたということだ。

(引用:NATIONNAL GEOGRAPHIC 人類3種が数万年前も共存、デニソワ人研究で判明(2015.11.19)より一部抜粋  https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/111800325/)

「で、結局デニソワ人についてなにが分かったの?」という事を意識して読んでみる時、色付けした部分を抜き出して次のようにまとめると、

「現生人類とは別の種であるが、共通祖先をもつとされるデニソワ人のDNAを解析したところ、彼らは現生人類と少なくとも6万年、アルタイ山脈で共存していた事が分かった。」

のようになると思います。必要に応じて「巨大な歯」「歯の年代測定をした」「ミトコンドリアDNAを調べた」と言った情報を加えても良いですし、逆に「現生人類とは異なる(共通祖先をもつ)」「アルタイ山脈」といった情報を削除しても良いでしょう。

つまるところ、「要するにどういういう事か」が分かるように、すっきりとまとめられればなんでも良いのです。

この記事では要約のコツまでは教えることはできませんが、いずれ別の記事で解説したいと思います。

図式化力

次に挙げられるのは、「図式化力」です。

これは、文章で書かれている内容を図にする(そのまんまやんけ!笑)力の事です。この力はとても重要で、国語以外にも英語、理科、数学…などあらゆる勉強の軸になります。

多くの人は文章を図に直すことなく読むと思いますが、僕は文章をしっかり読みたい時、必ず紙とペンを用意して書かれていることを図に直します。

こうすることで文章を図としてイメージでき、頭に入りやすくなるのでかなりオススメです。

これも具体例を使って考えていきましょう。

こんな一文を例にとります。

この場合、知的生産という概念は、一方では知的活動以外のものによる生産の概念に対立し、他方では知的な消費という概念に対立するものとなる。

(引用:梅棹忠夫「知的生産の技術」1969年 岩波新書)

これを図にしてみると下のようになります。


今回はベン図のようなものを作り、ABCそれぞれのグループがどのような具体例を持つか、それぞれのグループの関係はどうか、を図にしました。この場合、AとB、AとCがそれぞれ対立するものだけれどBとCは対立していない、というのがポイントです。

そのポイントを一目で分かるような図を描こうと思うと、必然的に画像のようなものになると思います。(今回、図中の例や「知的生産」の定義といったものの解説は省いています。図式化のイメージだけ掴んでくれると嬉しいです。)

他にも、原因と結果や時間の流れを矢印で表す、といった方法が考えられます。あるいは、座標軸を定めて4個の領域に具体例をあてはめる、といった方法も考えられます。

例えば、男性の趣味に関して縦軸に「趣味の手軽さ」、横軸に「女子ウケのよさ」をとれば、下の画像のようなものができます。

「インテリアは趣味として高度で、女子ウケがいい」「骨董品は趣味として高度だが、女子ウケが悪い」・・・と文章で説明されるよりも、図として見た方が圧倒的に分かりやすいと思います。

このように、文章の図式化には様々な方法がありますが、基本的にはベン図等を用いてAとBの2つ(Cを入れて3、Dを入れて4…)の関係が一目で分かるようにするのがいいでしょう。

こうして図にまとめると文章全体を大きく見渡すことができ、なおかつ文章の骨格部分だけを取り出してみることができ、一瞬で内容を頭に入れることができるので大枠を理解したい場合にはかなり有効です。

この「図式化」を実際に文章を読むときにどうやるかは、別の記事でセンターの過去問を利用して解説していこうと思います。

応用力

応用力は、「基本事項を状況に応じて組み合わせてアウトプットする力」の事です。これは、世間一般に言う応用力と同じものだと考えて良いです。

この力は、スタート(問題)→ゴール(解答)までの道を作るのに使う基礎知識を正しく選択する上で重要になってきます。

ここで大切なことは、基礎知識をできるだけもれなく覚えておくことです。ここに抜けがあると、どんなに頭が良くても答えまでの道を作るパーツがないので、答えに辿り着けません。まずは基礎知識というパーツをしっかり集めましょう。

問題を解くときに、「どのような知識を」「いつ」「どのように」繋いだか、をメモとして残しておくと、知識の繋ぎ方もストックでき応用力が伸びていきます。

僕の経験上、繋ぎ方を十分にストックできると繋ぎ方自体がパーツとなってくれるので、新たな応用問題に臨んだ際に解決手段が出やすくなります。

流用力

これは、新しい問題に直面した時に「あ!これは〇〇と同じ考え方でいけるな!」と以前触れた考えを別の問題にも使えることに気づく力の事です。

新しいことを勉強するときにこのような経験をした人は多いのではないでしょうか?

例えば、僕の場合は高校で習った「等差数列の和」と小学校の「三角形の面積」って似てるなぁ…面白いなぁ…と思った(こんな感じです→流用 例)ことがきっかけで数列がそこそこ好きになり、得意分野になりました。

基本的に僕たちは新しい物を理解する時に今までの経験や、持っている考え方をベースに推測し、考えを発展させています。例えば、「キックベース」なんかは「あぁ、足でやる野球みたいなものね」と最初は理解したと思います。

複雑なものを学ぶときにも既に知っていることに関連付けたり、当てはめられないか考えるクセをつけるようにしましょう。

そのため、自分の中に色々な枠組みをインプットすると流用の幅が広がり、新しい事を理解するのが楽になると思います。

直感力

知的な人ほど論理の積み重ねで物事を判断しているように思われがちですが、僕の体感としては知的な人(地頭力が高い人)ほど直感で判断しているように思えます。

一度友人が数学の問題で珍しく考え込んでいたので「どうした?」と声を掛けたところ、「答えは直感的に分かったけどそれで合ってるか、他にやり方はないか、これがベストな方法なのか考えてる」と返ってきました。

将棋の羽生善治棋士の著書でもこれに似たことが書いてありました。直感的に打つべき手が見えて、その手がベストか、他の可能性を検討するのために長考するのだそうです。

思うに、このような直感力は日々の学習の中でしか養われないものです。

常に「中心にあるものはなにか?」と問いかけることが重要です。「それがベストか?」「他の方法はないか?」と模索し続け、別の視点を探し続ける姿勢でいると物事の本質をバシッと掴めるようになるのだと思います。

これができると思考が変なところに逸れることなく、「結局どうすればよいか」に集中できるようになります。

そして、この力を養う勉強法は要約や図式化のトレーニングを重ねることだと僕は考えます。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は、地頭がいい人が持つ5個の力についてまとめました。

 これまでをまとめると、

「要するにどういうこと?」を意識して文章を読み、必要な情報を抜き出し、端的にまとめる

・二項対立や時間の流れ、因果などを図にして整理すると内容が理解しやすくなる

・基礎知識をできるだけもれなく入れて、組み合わせ方を模索する

既知の枠組みを利用できないか試してみる

本質は何か、常に問いかけることで中心をバシッと掴めるようになる

となります。

これで、地頭がいい人はどんな特徴があるか、そして地頭を良くするヒントが得られたと思います。

今後、文章を読む際には「要するにどういうこと?」を念頭に、文章を図式化してみてください。文章を整理しようとすることで、自分の理解度が分かるとともに、文章への理解がより深まります。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました!この記事では解説しきれない部分はたくさんあるので、また別の記事でも解説していきたいと思います!

それではまた別の記事でお会いしましょう!それでは!