勉強の効率を良くする音楽の聞き方を教えよう。
- どうも!地頭コーチのSHUです!
「勉強中って音楽を聞いてもいいの?ダメなの?」
この問いは誰しもが考えたことがあると思います。
僕自身ずっと悩んできましたし、
音楽を聞いて効率が良かったこともあれば、悪かったこともあります。
恐らく多くの方が同じような経験をしてきたと思います。
この「勉強と音楽の効果」についての疑問を解決するために今回色々な研究を調べました。
これを読んで、僕の提案する方法を実践すれば
勉強がはかどる音楽の使い方
ができるようになる事でしょう。
勉強中に音楽を聞いてはいけない
最初に言います。
勉強中に音楽を聞くのは絶対に良くないです。
この根拠になる実験を紹介します。
この実験では、被験者を
・好きな音楽を聴きながらテストを受ける
・嫌いな音楽を聴きながらテストを受ける
・無音でテストを受ける
の3グループに分け、脳機能を測るテストの成績を比較しました。
結果は、
無音グループの圧勝 だったそうです。
点数差はなんと50%程も開いたそうです。
それもそのはず。
私たち人間の脳は自分のやっている事とは無関係の音を聞くと気が散ってしまうようにできています。
ですから、テスト中にテストとは関係のない音楽を流してしまうと音楽の方にどうしても気が向いてしまい、
テストに集中できなくなるのでスコアが悪くなるのです。
このことは、物事を新しく勉強する時にも当てはまります。
なので、音楽を聴きながら勉強するのは絶対にやめたほうがいいです。
「音楽聞いてる方が効率良いよ」というウソ
とは言っても、
「音楽聞いてないと勉強はかどらないんだよね~」
と思っている人がたくさんいると思います。
実は、これにはこんなカラクリがあるのです。
人間は音楽を聴いていると気分が高揚します。
気分がいい時には「ドーパミン」という物質が脳内に出ていて、
この物質が出ているときは「達成感」を感じているのと近い状態になります。
音楽を聞きながら勉強していると音楽によって気分が高揚し、達成感を感じてしまっているのです。
つまり、音楽を聞きながらの勉強がはかどるように感じられるのは
気分の高揚をもたらす「ドーパミン」による錯覚です。
無音時と音楽を聞いたときの勉強の成果を比べてみると、
大して変わらないどころか無音の方が量も質も高いレベルでこなしていることに気づくと思います。
勉強効率を良くする音楽の聞き方
では、どのように音楽を聞いたら勉強の効率が上がるのでしょうか?
僕のおすすめする方法はこうです。
勉強開始15分前くらいから音楽を聞く
→3~4曲程度聞いたら勉強に入る
前章でも解説した通り、
音楽は気分を良くします。
人は、気分がいい時には情報処理の効率が良くなりますので、
音楽によって作業効率を高めた状態で勉強に入ると結果的に勉強の効率が良くなるのです。
この方法はテスト本番でも使えるテクニックで、僕も入試の時は4曲くらいのセットリストを聞いていました。
まとめ
それでは今回のまとめです。
- 音楽は勉強中に絶対聞いてはいけない
- 作業と関係ない音が聞こえると意識が逸れてしまう
- 勉強の効率を上げるなら無音がベスト
- 音楽は気分を良くする効果があるので、勉強やテストの直前に聞いてテンションを上げるために使うと良い
結論、音楽を勉強中に聞くのはやめた方がいいです。
ですが、勉強前に音楽を聞くことで音楽の持つ「気分を良くする効果」を最大限利用するのが
最も勉強の効率を良くできる音楽の聞き方をすることができます。
みなさんも実践してガンガン効率上げて行きましょう!
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