東大式!受験用問題集の効果的な進め方~問題集はかしこく使え~
どうも!受験コーチShuです!半年ぶりの更新となってしまいましたね笑
このコロナの中、自宅で問題集を解くことが課題とされたり、自分で買って解いたり、そのような人も多かったのではないでしょうか?
そうなると、「どうやって問題集を取り組むのが効率的なんだろう?」という疑問が湧いてくると思います。
その疑問、この記事でお答えしましょう!
いざ東大に入ってみて、色々な生徒を指導する中で気が付いたこと、これまでの経験で分かった、受かるヤツは問題集をどうやって使うのか、そういったことをこの記事ではシェアしていこうと思います!
最初にまとめておくと、受かるヤツの問題集の使い方にはこんな傾向があります。
- 問題集は「作業」だという認識がある
- 目的意識を持って取り組んでいる
- 必要な所を掘り下げる、繰り返す
- きちんと教科書レベルも復習する
それぞれ順にどういう事なのか詳しく解説していきます。
この通りにやれば絶対に受かる!みたいなことを言う気はありません。
ですが、少しでも効果のある勉強をしたいのなら必見の内容です!
「問題を解く」=「作業」という認識
これを分かっていない受験生が多すぎます。でも、これはしょうがない事なのです。
少なくとも受験においては
勉強 = 理解 × 作業
であり、本当に重要なのは理解である、ということは多くの先生が話してくれません。
教科書に線を引いたり、問題集を何度もやったりすることは本当の意味での勉強ではなく、勉強のうち「作業」という一側面にすぎません。
では、本当の意味での「勉強」とはどのように取り組むものなのでしょうか?
基本は教科書
1に教科書、2に教科書、3,4も教科書、5も教科書です。
教科書の内容を、きちんと自分の言葉で説明できない人が「応用問題が解けません!」など言ってはいけません。
きちんと知識を入れ、重要な用語や基礎的な例題、公式、定理などを証明できるようにしておきましょう。
問題で穴を確認
問題集は、教科書を理解できているかどうかの確認のために使います。つまり、作業の道具として問題集があるのです。
何が理解できていないか、問題に問いかけてもらう。この姿勢こそが必要ですし、問題集を解く意味はここにあります。
そのためには、
- 問題をきちんと読み、問題文が理解できているか(特に理科、社会等知識を要する物)
- 設問の意味が分かるか
- 設問以外に、問題文で疑問点がないか
といった事をきちんと確認していくといいでしょう。数学などはまた少し変わってきますが、特に理科に関してはこれが完璧にできれば、同じ問題集を何度もやる必要などありません。
せいぜい出来の悪かったものを数回やり直せば十分です。
頭の中を整理する
「自分は何が分からなかったのか」を問題を解く過程で把握したら、それをノート等にまとめます。分かったこと、分かっていないこと、それらを明確にしておくことがこの後に書いていく「目的意識」の話にも繋がってきます。
分かっていないことは、一度復習しても頭に入っていないことが多いです。そのためにまとめるのです。これはどの科目でもそう。特に数学は「分かったつもり」になりがちですから、誤魔化さずに自己分析しましょう。
目的意識を持て!
受験勉強に限った話ではありませんが、何をするにも「目的意識」が重要です。
何のためにそれを買ったのか、どこを強化したくて問題集を解くのか。
「みんなが使っているから」という理由で安易に取り組もうとしていませんか?
もちろん、それでも取り組み方次第では成績は伸ばせます。みんなが使う参考書は大抵点数upに繋がりやすいことも事実です。
しかし、それに取り組む目的を明確に持っている人の方がはるかに伸びていきます。
盲目的に青チャートを解くのではなく、穴を見つけるために解いている受験生、微積を強化したいから微積用の問題集を解く受験生。そうした「自分の課題・目的」をはっきりとさせている子は本当に強いです。
同じ問題集を、同じ時間勉強していても成績の伸び方が人によって違うのは「目的意識」つまり「マインド」の差があるからです。
あなたが手に取ろうとした問題集はなぜ必要なんですか?
それを自問自答して、本当に必要なら購入しましょう。
また、受験用問題集には最初に「この問題集の使用法」みたいなものが書かれています。
ここに書かれている「使い方」はその問題集にめちゃめちゃ時間をかけられる前提のもと書かれていることがほとんどです。
「一問ずつ解く→答え合わせ→解けなかったら再挑戦→後日再び挑戦」のような感じです。確かにこれは正しいです。しかし、「本当に一問ずつ全てやる必要があるのか?」など、自分の目的と照らし合わせて取り組み方に工夫をしないと、時間が足りなくなります。
無駄な時間を作らないためにも、目的意識は重要になってきます。
問題点は掘り下げる、繰り返す
先ほど僕は「同じ問題集を何度もやる必要などない」と言いました。一見これは矛盾していますよね。でも、違うんです。
同じように先ほど述べましたが、一度分からなかったことは「分かったつもり」になりやすいのです。そして、それをきちんと腑に落とすには何度か繰り返したり、問題点を深堀りしていったりする必要があります。
「なぜ自分は分かっていないのか?」
「今解けなかった問題と、前に間違えた問題の共通点は?」
「模範解答は理解できたけど、なんでこう考えるのがいいのだろう?」
色々考えるべきポイントはありますよね。
〇がつくか、×がつくか、みたいな次元で考えてはいけません。「なぜ?」をきちんと深く掘り下げ、分かるまできちんと繰り返す。これに尽きます。
すくなくとも、こうやって勉強していれば(東大理3や京大医学部、その他一部の医学部など超難関は分かりませんが)大抵の大学には合格できますよ。
教科書レベルまで立ち戻る
きちんと深く掘り下げ、問題点を確認したら、教科書を見直してください。
「え?東大目指してるのに教科書ばっかやってるの?」
なんて僕に言ってくる人も実際にいました。ですが、そうやって言う人は大抵、少なくとも東大には合格していません。
特に数学と理科は、自分に解けなかった問題を教科書に書いてある例題・基本知識のレベルまで還元してあげることが実力アップにつながります。
基礎的な話の繋がりが見えていない人は、入試本番でミスをしやすくなります。
焦っていても基礎まで分解する
これを忘れないでください。
まとめ
それでは、今日の内容を復習して終わりましょう!
- 問題集を解く目的を考える
- 理解=自分の言葉で説明出来ること。問題集は、分からない事を発見するきっかけ
- 勉強=作業×理解 重要度は、理解>作業
- 問題を解く→問題点を発見する→深堀り→教科書から復習
特に受験生の人には、正しい方向性で努力をしてほしいと思います。
「教科書を読んで、問題集で実力をつける」
みたいな甘い考えでなく、きちんと目的を考えて行動しましょう。
それができる人は受験のみならず、スポーツやビジネス、恋愛等色々な場面で成功できます。
頑張っていきましょう!
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