英熟語を覚えるためのたった2つのコツ~「イメージ化」と「流用」~
どうも!地頭コーチのSHUです!
英単語や古文単語を覚えるのってなかなかつらいですよね。
僕自身単語を覚えるのはとても苦手でしたし、特に古典なんかは大分長い事単語に悩まされました。
「この単語なんだっけ…?分かんねえよ…」と何度繰り返したか分かりません。
同じ単語を10回以上も間違えたこともたくさんありました。
そんな僕が単語地獄を抜け出すことができたのは以前紹介した「40秒勉強法」(解説記事はこちら→ 旧帝薬学生が実証!たった40秒で圧倒的に記憶が定着する「40秒勉強法」の驚くべき効果とは!?)と今回紹介する2つのテクニック、
「イメージ化」と「流用」
のおかげなのです。
というわけで、今回はこの2つについて「英熟語の暗記」という観点で詳しく解説していこうと思います!
イメージ化を利用した英熟語の覚え方
英熟語を暗記する上で重要なのは「イメージを掴むこと」です。
ある熟語を見たときに具体的な絵が思い浮かべばその単語の意味することが何なのか理解できますよね。
例えば「show up=現れる」(別の意味で「暴露する」「際立たせる」という意味もあります。)という熟語を覚えるとします。
この時に次の画像のようなイメージがあると覚えられると思います。
show=見せる、見世物
up=上(増大、完了、出現、創造…etc.)
ということは、「show up」になったら「up(上がること)をshow(見せる)する=現れる」という事になると予想ができます。
この「現れる」のイメージを描くと下の画像のようになると思います。
コンサート会場でスターが登場するシーンのようなイメージでもいいかもしれませんね。
つまり何が言いたいのかといと、ある熟語を見たときにその熟語を構成する単語それぞれがどんなイメージを持つ語なのかを覚えておくと意味が納得いきやすく、覚えやすくなるという事です。
「単語のイメージなんてわかんねぇよ」ってなる人も多いと思いますので、そういった人たちにヒントを。
そんな人は「Google画像検索」を使いましょう。
やり方はイメージを掴みたい単語を検索ボックス内に入力し、検索ボタンを押すだけでOKです!
画像検索を行うことで、自分でひねり出すイメージよりも正解に近いイメージを得られるので非常に効果的です。
そうしてストックされた画像的なイメージを利用して新しい熟語を覚えていくことで、より記憶に定着しやすくなるのです。
流用を利用した英熟語の覚え方
自分が持っている知識を流用する、つまり「これと〇〇って似ているな!」と気づき、知識のネットワークを張っていくことも英熟語の暗記には重要です。
具体的には「マインドマップ」という方法を用います。
調べた語を中心に書き、そこから派生的に自分の思いつく類義語を書いていきます。
このように、マインドマップを利用して知識のネットワークを作ることは記憶をよく定着させてくれますので、「これと似ている単語や熟語は何かな?」と常に考える姿勢を大事にしてください。地頭のいい人は知識を流用する力があり、それを真似することで地頭を鍛えることは十分可能です。
ですが、似ているものを探すとは言ってもただ似ている単語を探すだけでは不十分です。
似ている単語同士にも様々な違いがあり、そこを先ほど述べた「イメージ」の違いを利用して覚えていくことが
本当に使える単語力を身に着ける上で重要です。
具体的に「流用」を解説!
例えば「look up to~=~を尊敬する」という熟語を勉強した時に、
「他に「尊敬する」って意味の単語と言うと…respect?、admire?」といったように
複数の他の単語が出てくると思います。
ですが、ここで「look up to=respect=admire」としてはいけないのでしたね。
そう、「ニュアンスの違いをイメージを使って覚える」のでした。
そして、この「ニュアンスの違い」を考える時もGoogleは有効です。
どうでしょうか?日本語ではどれも「尊敬する」と訳される場合が多いですが、画像を見る限りそれぞれ違いがあるように思えませんか?
簡単にイメージを解説するなら、
- admire=称賛。日本語として使われる「リスペクト」に近いニュアンス。「好き」という感情が入っている。
- respect=尊重。尊敬よりも尊重、つまり相手を軽んじることなく、対象を高尚な者として見ている感じ。「好き、嫌い」の感情は含まれない。
- look up to=尊敬。admireとrespect両方のニュアンスを含んでいそう。
といった風になるのではないでしょうか。
日本語1語で説明できない英単語や熟語はたくさんあるのですから、このように画像検索を利用したり、今までに自分の中でイメージ化した単語のイメージを利用する事が大事なのです。
まとめ
それでは今回のまとめです!
- 新しい英熟語を勉強するときは「イメージ化」と「知識の流用」を意識する
- イメージ化では熟語を構成する語それぞれのイメージ、具体的な絵を覚える
- 新しい英熟語を学んだら、「似ている単語はないか?」と考え、思いついた単語との微妙な違いを画像検索などを利用して調べる
- 勉強したことを40秒勉強法を利用して復習!
ただ闇雲に書いたり読んで覚えることが決して悪いとは言いませんが、このほうが効率的ではないでしょうか?
今回は「英熟語の暗記」をテーマに解説しましたが、この方法は単語はもちろん、文章読解にも応用が効きます(この応用は別記事で解説します)。
何かを理解したり覚えたりする上で、「イメージ化」と「流用」はとても有効な考え方ですので是非実践してください!
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