理科の計算ミスをなくすたった6つのコツ!きちんとやれば誰でもミスをなくせる!【受験物理・化学・生物・地学】

どうも!受験コーチSHUです。

物理・化学・生物・地学,どの選択であっても計算問題はついて回ります。その計算問題でミスをしてしまい,点数が少し下がるだけならまだしも,計算ミスがあだとなって試験に落ちてしまうことだってありますよね。

僕自身,計算がずっと苦手でどうやったら得意になるのか模索していました。

受験勉強や受験生の指導の中で見つけた計算ミスをなくすたった6つのコツをみなさんに伝授したいと思います!

そもそもなんでミスが起こるか

最初に知っておくべきことは,人間誰しもミスをするという事です。本質的に,ミスをしない人間なんて(ほぼ100%)いません。ミスをすることは当たり前で,大事なのはそれをどう処理するか,という事なのです。

あなたが普通の人である限り,必ずどこかで注意不足が生じてミスをしてしまうのです。どれだけ注意したところで,必ずミスをする場面があります。

では,模試や定期試験,入試でミスをせずいい点数を取っていく人は何が違うのでしょうか?ミスをしてしまう人との違いは何でしょうか?

それは,ミスを修正する仕組みがあるかどうかです。

今まで指導してきた生徒や優秀な知人を見ている限り,最終的にミスをしていない人は全てチェックが非常に緻密です。

ミスを確実に修正する仕組みがあり,途中でミスったとしてもそのミスが最後まで残ることがないように問題を解き進めているのです。

どんな人でも必ず間違えるのであれば,それをいかに早く修正するかという事が重要になります。このためにテクニックは後程紹介します。

ミスをしないためには「基本に忠実に」

計算ミスを可能な限り防ぐためには「当たり前のことを当たり前に」やるのが重要になってきます。

受験生は往々にしてミスをしない・絶対解ける裏ワザみたいなものを欲しがりますが,そんなものは基本的にありません。基本に対して徹底的に忠実になり,それを何度も何度もこなしていくことでスピードを身に着けるのが最短だと思います。

ミスを極力少なくするように計算していき,もしミスをした場合にはいち早くそれを発見し,修正する。この「基本」ともいえるテクニックが次に示す6つです。必ずチェックしてください。

計算ミスをなくすたった6つのコツ

当たり前のことをここで言いますが,計算ミスをなくせば物理も化学も生物も地学も数学も絶対に点数が上がりますよね。

だからこそ,小学生でもできる基本的な6つのコツを身に着けてほしいと思います。それではそれぞれ見ていきましょう。

慣れるまで暗算しない,ちゃんとした計算用紙を使う

計算ミスを減らしていくために必要なことは,まずは暗算しないことです。

ただでさえ計算ミスをしている人が暗算などしていて計算力が伸びるのでしょうか?ありえません。今すぐきちんと紙に書いて計算しましょう。ミスの頻度がほぼゼロになったら,簡単な四則演算のみ暗算に戻ってください。

また,適当な裏紙や余白を計算用紙とすることを禁止します。学習の記録は全てあなたの財産です。あなたの財産は,わけのわからない裏紙に残していいほど価値のないものではありませんよね?

計算ミスの頻度がほぼゼロになるまででいいので,きちんとノートやルーズリーフに数学の記述のように計算過程を記しましょう

紙面上にタテヨコナナメに計算を書いていたら,今すぐやめてください。紙面を縦に2分割するといった工夫をすれば,計算を丁寧に書いても他のことを記すことは容易です。きちんとノート等に書かれていれば,ミスが減るだけでなく,間違えたときに見直しやすいです。説明なく適当に数式が羅列されていると,復習に時間がかかってしまいますよ。

1行(キリの良い所まで)計算したら見直す

1行計算を進めたら,必ず検算します。

「そんなことしてたら時間が足りなくなって,模試で点数取れないよ~」,ごもっともです。

見直しをしたらもちろん時間はかかります。ですが,見据えるべきは入試本番であって,数ヶ月に1回の模試ではありません。刹那的な模試に向けた計算スピードにこだわるなど愚の骨頂です。夏休みの1,2ヶ月あれば十分に速くなります。安心してください。

1行ごとに計算を見直せば,ミスを見逃すことなどありえません。例えば,10行程度の計算をした場合,最後まで解いてから検算してみて答えが違うと分かったとしても,ミスを見つけること自体が大変です。計算ミスを確実に発見するためにも,こまめに確認しましょう。成績のいい人ほど,ミスをした時の修正が早いです。

小数はなるべく避ける,無駄な計算をしない

できるだけ分数を使って計算しましょう。小数同士の計算は桁数を間違えたり,桁数が膨大になったりすることがあります。小数を使った計算において,途中で面倒になって四捨五入をしてしまうと,時に答えがズレます。0.25 = 1/4など,適切な変形をすると,最後に綺麗に約分できることが多いです。

また,最終的な答えを出すまでは無理に計算をしない事です。最後の答えを出すまでの過程でわざわざ計算をする必要はありません。いざ答え,という時に計算すれば何も問題ありません。

例として「0.100 mol/L の水酸化ナトリウム水溶液である濃度 c mol/L の酢酸水溶液(比重1.01) 25 mL を滴定したところ,終点までに17.7 mL を要した。この時,酢酸水溶液の質量パーセント濃度は?」という問題を考えてみましょう。

この問題では中和滴定に関する情報から次の等式を導くことができます。

\begin{eqnarray}
0.100 \times 1 \times 17.7 &=& c \times 1 \times 25 \\
c &=& \frac{1.77}{25} 
\end{eqnarray}

さて,ここで c は答えではありませんよね。ほしいのはモル濃度ではなく質量パーセント濃度ですから,これを更に変換していく必要があります。この時,\( 1.77 \div 25 \) を小数で計算してもいいのですが,本当に計算する必要があるでしょうか?モル濃度から質量パーセント濃度への変換を考えると,わざわざここで面倒な割り算を挟む必要性はありません。

一度 \( 1.77 \div 25 \) を計算する場合と分数のまま処理する場合を比較してみましょう。

(小数が登場する場合)
\begin{eqnarray}
c = 17.7 \div 25 &=& 0.0708 \\
0.0708 \times \frac{1}{1000} \times 60 \times \frac{1}{1.01} \times 100 &=& 4.2% 
\end{eqnarray}

(分数のまま処理する場合)
\begin{equation}
\frac{1.77}{25} \times \frac{1}{1000} \times 60 \times \frac{1}{1.01} \times 100 = 4.2%  
\end{equation}

こうやって見るとあまり大きな違いはないかもしれませんが,小数を登場させている方は,一度 c の値を計算していますよね。これでは余計な計算が増えるだけでなく,最終的な質量パーセント濃度計算においても小数が残り,面倒です。

対して,分数のまま処理する場合には,分母に 25 が,分子に 100 が登場するなど,約分による処理が簡単になっています。

これは実際大きな違いになります。なぜなら,この微妙な数秒の差が1科目分のテストで積み重なれば最終的に数分の差になり,それだけ見直しの時間や別の問題にトライする時間が生まれるからです。

こうした例からも分かるように,基本は分数で計算を進め,最後にまとめて小数で答えるといった工夫をすれば約分がうまくできることが多く,計算スピードも正確性も向上するという事なのです。

単位をきちんと確認する

計算している時は,そこで求めているものの単位を確認する事が重要です。単位を確認することで,変な計算を避けることができ,次にすべき計算が見えます。単位が違えば足し算・引き算はできませんよね。mol/Lなどが出てきたら,Lをかけたくなりませんか?

単位を確認することで,自分の行っている計算の意味がきちんと分かりますし,求めた答えが何であるかもわかります。

計算の目的を確認する

「自分は何を求める計算をしているのか」ということを確認しましょう。「この計算はこんな意味だ!」と横にメモしておくこともいいでしょう。意味も分からず数字をいじくるのはやめましょう。

答えの意味を解釈する

このことは長期的に考えて計算ミスを減らすことに役立ちます。どうでもいい計算問題だってありますが,基本的には計算問題の答えには科学的な意味があります。

「こんな小さい濃度でも反応するんだ」「あまり効率的な反応じゃないな」「距離が大きくなると,作用する力は小さくなるんだな」など,数字を見れば,そこには物理学的にも,化学的にも,生物学的にも面白さがあります。

また,結果の解釈が癖になると,明らかに意味のおかしい数字(桁数がおかしいなど)が出てきた際に,それが間違いだと気付くこともできます。答えに〇が付くことだけで喜んではいけません。答えが正しいことは当たり前。その数字の先に考えるべき科学的意義がありますよ。

まとめ

いかがだったでしょうか?これらは全て僕が浪人中に実践して計算力を伸ばしたテクニックで,現在の受験指導でも一番最初にする話です。

これを数か月取り組んでくれた生徒はみんな計算力がきちんとついているので,それなりに信頼度の高いものという自負もあります。

計算ミスを防ぐ6つのコツ

  • (慣れるまでは)暗算しない +(適当な)計算用紙を使わない
  • 1行計算したら見直す
  • 小数はなるべく避ける+無駄な計算をしない
  • 物理量の単位を確認する
  • 計算の目的を忘れない
  • 答の数値の意味を解釈しよう

これらを実践し,特に煩雑な計算が多い理科で得点する力を身に着けていってください!

無料プレゼントのお知らせ!

この記事では計算ミスをなくすテクニックを紹介しましたが,勉強全般に通用するテクニックもたくさん紹介しています。既に記事になっていることもありますが,記事では紹介できないヤバいほど効果が出る勉強テクニックは無料プレゼントとして,連絡してくれた人限定でプレゼントしております。

メールアドレスを入力し、チェックボックスを推せば5秒以内にメールで届きますので、よろしくお願いします!

 

無料でプレゼントを受け取る!

メールアドレス

*個人情報の取扱いへの同意  こちらをご確認ください