大学入試の英作文対策、まだ「例文暗記」してるの?

どうも!地頭コーチのSHUです!

英作文の対策って正直迷いませんか?

ネットで調べたり先生に聞いても

「例文100個暗記しろ!」
「例文暗記は超効率が悪い!」

と両方の意見があって

「いやどっちやねん!!!」ってキレそうになった経験があると思います。

先に結論を言います。

「どっちでもいい」

です。

例文を覚えることは、よく使う表現の定着という点で大事ですし、

たとえ例文暗記でないような勉強をしても結局は

「覚える」という過程が必要になってくるからです。

ただ、「より効率のいいものはどちらか?」

と問われたらこう答えます。

「例文暗記はやめろ」

と。

例文暗記でないのならどのように英作文の対策をすればよいのか、解説します。

例文暗記で英作文の点数が伸びない理由

まず最初に「なぜ例文暗記で効率よく点数が伸びないのか」を考えます。

例文暗記をしても英作文が伸びない理由は3つあります。

  • ただの暗記に終始している
  • そもそも覚えている文があまり使える文章でない
  • 英作文で問われる能力とマッチしていない

それぞれについて解説していこうと思います。

理由1. ただの暗記に終始している

「ただの暗記」をしているということは、

頭を使っていない

という事です。

読んで覚えることに集中しすぎて、英語の学習で大切な

「イメージ化」

といった事ができていないのです。

(英語学習とイメージ化についてはこちらから→ 英熟語を覚えるためのたった2つのコツ~「イメージ化」と「流用」~)

どういう事か、英語の授業での事を考えてみましょう。

例えば、リーディングの授業では先生が生徒を当てて教科書を読ませると思います。

でもあの授業、読んだ直後であってもあまり内容を覚えていないという事がよくありませんか?

あれって声を出すことに集中してしまって内容をしっかり理解していないからなんですよね。

例文暗記をしているときも全く同じことが言えます。

読んで覚えることに意識が向いてしまうので、肝心の「内容のイメージ化」をする意識が薄れていまい、ただ文字列を覚えているだけになってしまうのです。

理由2. 使える文章を覚えていない

「使える文章でない」とはどういうことでしょうか?

それは、覚える英文は作文で使うためのものであるはずなのに、英作文で使いにくいものである、

ということです。

英作文、という実際の会話に近い状況で使える文でなければ覚えたとしても意味がありません。

例えば、help+人+do の形の例文として次のようなものを考えることができます。

Data on flight paths and bird migration routes help them forecast how infectious diseases like bird flu spread from one place to another.

飛行機の飛行経路や,鳥の移動ルートに関するデータは,鳥インフルエンザのような感染症がある場所から別の場所へどのように拡大するのかを彼らが予測する手がかりになります。

(Weblio英語例文検索より)

これと同じではありませんが、似たような文章を例文暗記として覚えた時期が僕にもありました。

今思い返せば「こんなん覚えるのアホやろ!」としか言えませんが、

当時は何も考えず覚えていたのですから驚きです(笑)。

これはほんの一例ですが、このようなクッソ長い例文などの「使えない」例文を覚えても

実際の作文や話す場面ではなんの役にも立たないのです。

理由3. 英作文で問われる能力とのミスマッチ

僕はこれが最大の理由だと考えています。

和文英訳などの英作文でない限り、英作文で問われる能力は

「1つのテーマを一貫性をもって書く能力」

だと思います。

単純な例文暗記だと

テーマが与えられる

書き方を決定する

ではなく、

予め持っている文章の型がある

テーマを無理やりあてはめる

となり、上手くいかない場合が出てきます。

次に紹介するような方法で、

テーマが与えられる

書くことの大枠を決める

使える表現を当てはめて作文

という、文全体に一貫性のある英作文ができるようになるのです。

入試英作文を攻略するためのメソッド

どのような方法で勉強すれば

一貫性のある作文ができるようになるのでしょうか?

答えは簡単です。

「いい作文をパクれ」

です。

いい作文には共通する構造があり、それをパクることで自動的にいい作文が出来上がるという事なんです!!!

では、「いい作文」とは何でしょうか?

それは、

主張+サポートセンテンス

の形が明確になっている作文です。

サポートセンテンスとは、主張の根拠となる事実や、主張の具体例が述べられている文章で、

文全体に説得力を持たせる上で必要不可欠な要素です。

受験対策として一番いい作文をしているのは、

「英検対策問題集の模範解答」

です。

〇〇大学の英語25カ年に載っている英作文の模範解答は正直受験生に書けるレベルでないようなものが多く、

それを参考に今後新たに問題を解いていくというのは困難だと言えます。

しかし、英検対策問題集の模範解答を見ていると、

  • 使う単語のレベルが難しすぎない
  • 文構造が複雑すぎない
  • 主張+サポートセンテンスの形がしっかり守られている

とまさに完璧な作文になっているのです。

僕が実際に使った参考書はジャパンタイムズさんから出ている

最短合格!英検準1級英作文問題完全制覇

というものでした。

どう取り組んだかというと、

まずは自分で解く

先生に添削してもらう

解説に載っている作文をノートに写す

という流れです。当たり前のことしかしていないのですが、「ノートに解答例を写す」という段階での注意事項がいくつかあります。

  • 例を見ながらでなく、一文一文覚えてから写す

結局この段階でやっていることは例文暗記と同じことです。

一文覚えたらそれを書いていく、これを繰り返して全部写していくことでインプットとアウトプットを高速で行うことができるので、単純に例文暗記をするよりも記憶に定着します。

ノートに覚えた英文を書いていく時、和訳を見ながらにすると和文英訳の練習にもなるのでおススメです。

  • 一文一文言っていることをイメージしながら写す

何度も言ってきましたが、英語の勉強では

内容のイメージ化

が非常に重要です。

イメージと結びつけることで単純な文章でなく絵とての情報も結びついて記憶に定着しやすいだけでなく、

様々な場面で思い出しやすくなるのです。

「なんかこれに似てる表現知らないかな?」と考えたときに、

絵としてのイメージがあればすぐに文を引き出せます。

  • 写し終わったらスムーズに読めるまで音読

 一回イメージ化するだけでは定着は浅くなるので、

何度も音読します。

多くの人は一回しか読んでいない文章は正確に理解、イメージできません。

ですので、イメージがスッと出てきてつっかえずに読めるまで音読しましょう。

そうするとかなり深く定着するので「使える」文として頭に入っている事でしょう。

  • 使えると思った表現はメモしておく

折角いい表現がたくさん使われた英文を写して記憶に定着させたのですから、

「いい表現」だけを取り出してストックしておくともっと英作文に強くなれます。

個人的に「いいな」「便利だな」と思った表現は単語カードやノートなどにまとめておくと試験直前の復習などにとても効果的です!

まとめ

それでは今回のまとめです。

  • 例文暗記は「使える文章を」「イメージしながら」覚え、例文は「一貫性のある作文で使う」ことを意識しないと意味がない
  • 一貫性のある作文とは、主張+サポートセンテンスの形で根拠や具体例がしっかりしており、主張がブレていない文章
  • 英検対策問題集の模範解答を参考にしていくと大学入試の作文に完璧に対応できる力がつく
  • 模範解答を写す時もとにかく「イメージ化」を意識する

いかがでしたでしょうか?

大学入試の英作文対策としてとるべき方法が少しでも分かってくれたら幸いです。

英作文は、元々ある程度の力がある人が効果的な学習をすれば2週間ほどで書けるようになってきます。

今回紹介した方法で英作文の基礎的な部分をしっかりつくったら

入試の過去問などにも取り組んで、身近な人に添削してもらうようにしましょう!!!

それでは!