楽に成績を伸ばすなら、ひたすら「音読」しろ!!!
どうも!地頭コーチSHUです!
あなたは勉強する時って
音読
してますか?
「音読なんて小学生じゃあるまいし…」
そう思ったあなた!!!残念!!!
音読を侮っていては成績は伸びません!!!
実は、音読って効率的に成績を伸ばせる勉強法なのです。
なぜ音読が効果的なのか、具体的な実践方法について分かりやすく解説するので、是非最後まで読んで実践してみてください!
音読で効率的に成績を伸ばせる仕組み
こんな経験はありませんか?
「小学生で読んだ『スイミー』の内容をふとした時に鮮明に思い出せる」
友人達に聞いてみたところ、みんな驚くくらい覚えていました。
このように「長い時間が経ってもよく覚えていられる」ということを可能にするのが音読の効果なのです。
この仕組みを解説すると
音読には
- 声に出すことで口や耳など多くの感覚を使うため、よりアクティブに学習できる(マルチモーダル)
- 声に出すときはテキストをしっかり読むので、内容をそれだけちゃんと理解すくなる
- 自分の声が耳に入るため「自己参照効果」が働く
という効果があるからです。
正直これだと「マルチモーダル?」「自己参照効果?」って感じだと思うので、それぞれの用語についてもう少し詳しく解説します。
マルチモーダルとは?
マルチモーダル、というのは要するに
「色々な感覚を使う事」
という意味です。
音読では
- 文章を読む時の「視覚」
- 声に出すときの「運動感覚」
- 自分の声を聴く「聴覚」
といった様々な感覚を利用しています。
黙読では「視覚」しか使えませんから、声に出した方が内容を定着させるのに適していると言えます。
実際、音読によってどれくらい単語を覚えやすくなるか調べた実験では、
音読して勉強した学生の方が黙読した生徒の1.12倍覚えていたというのです。
こうした実験からも音読が非常に効果的であることが分かります。
自己参照効果とは?
自己参照効果とは
「自分に関係することの方が印象に残りやすい」
という現象の事です。
自分の声を聞くことで、内容がより身近なものに感じられるため記憶に残りやすくなるのです。
文書を頭の中だけで反復するよりも、自分の声として聞いた方が脳が内容を受け入れやすくなるのです。
まとめ
音読をすると様々な感覚を使うことでより脳が活発になったり、自己参照効果が働いたりするので
音読はできる限り取り組んでいくべきです。
英語や国語といった文系科目に限らず、数学や理科といった理系科目も教科書を音読することでより深く理解できますから、本当にオススメです!
確かに読むには時間がかかりますが、黙読で非効率的に覚えるくらいなら多少時間がかかっても音読したほうが絶対にいいと思います。
音読の効果的な取り組み方
音読がいかに優れているかを解説したところで、この章では僕の思う
最も効果的な音読の使い方
を解説しようと思います。
結論から言えば、その方法とは
教えるつもり音読勉強法
です。
これは、「教えるつもり勉強法」と「音読」の合わせ技です。
あ、教えるつもり勉強法が何か知らなければこちらの記事を読んで下さいね!
→ 教えるつもり勉強法って何?
カナダのモントリオール大学の研究によれば、単語を覚える時に
人に向かって音読
したグループが最も暗記率が高かったそうです。
人に向かって読むとなぜ効率的に覚えられるかと言えば、
ヒトがそういう生き物だから
です。
人間は、過酷な自然界を生き抜くために高度なコミュニケーション能力を発達させてきました。
人に向かって読む、すなわちコミュニケーションの要素がそこに含まれているため、脳が黙読よりも活発に働くのです。
そして、以前紹介した「教えるつもり勉強法」も同じメカニズムで効率的な学習を可能にしています。
おそらく日常的に音読を聞かせることのできる相手がいる受験生はなかなかいないと思います。
でも音読にコミュニケーション要素を入れて効率を上げたい…。
そう考えた結果が
教えるつもり音読勉強法
なのです。
仮想であってもしっかりと相手を想定することでコミュニケーションの要素が入り、更に音読の持つ様々な効果も合わさることでかなり効率的に勉強することができるのです。
ただ英文や古文を音読して聞かせるもよし、数学の難しいところを「解説するつもりで」音読してみるもよし、
非常に使える幅の広い勉強法だと思います。
まとめ
それでは今回の内容を復習して終わりましょう!
- 音読は「マルチモーダル」「自己参照効果」「アクティブラーニング」といった効率的な勉強法の要素を多く含んでいる
- 音読すると、黙読よりも内容が定着しやすい
- 「人に教えるつもりで」音読して更に効果up!!!
- 文系科目だけでなく、理系科目の理解にも音読は効果的
音読はかなり手軽にできますし、今までにやってきて慣れていると思います。
だからこそ、今ここで再び意識的に音読に取り生んでいくことが重要です!
今日寝る前から教科書の音読、是非やってみてください!
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