記憶の定着率を上げる勉強~教えるつもり勉強法を実践しよう~

2020年11月14日

どうも!地頭コーチSHUです!

「何回もやったのに全然覚えてない」「いつまで経っても入試問題が解けない」

このように思うことはありませんか?

ちなみに僕は受験生時代そんなことが何度もありましたし、その度に「俺の勉強法はあっていたのか?」と自問する日々を送ってきました。

その結果、ある答えに辿り着きました。

人に教える(教えるつもりでいる)と理解度が爆発的に上がる

ということに。

とはいっても、人に教える事ってなかなか機会がないと難しいと思います。

そんな人は人に教える「つもり」で構いません。教えるために物事を言い換えることが記憶の定着に最も重要です。

そんなわけで、人に教える(つもりでいる)ことがいかに学習内容の理解や定着に役立つかを今回は解説していきます。

人に教えること、これを意識していけば勉強効率は格段に上がっていくことでしょう。

どうして人に教えるといいのか?

まず、皆さんは「ラーニングピラミッド」というものを知っていますか?

初めて見た、という人も多いのではないのでしょうか?

このピラミッドは学習方法と定着度の関係を示しています。(実際にはここに書かれている定着率は根拠のある数字ではありません。イメージとして頭に入れておいてください。)

このピラミッドが意味するのは、

より理解を深めたければ、より能動的に学習しろ

という事です。

では「能動的な学習」とは何でしょうか?

僕はこのように定義します。

能動的な学習とは「新たに獲得した概念や理解した難しい物事を自らの頭で整理し、再びアウトプットするという過程の反復」だと僕は定義しています。

つまり、最も能動的な学習が実現されるのは「人に教える」という方法なのです。

だから、勉強したことを定着させたければ人に教えろ、と僕は主張するのです。

「教えること」と「整理、アウトプット」の関連

一般的に、人は難解な物事を整理しようとすると、どうしても複雑な部分に固執してしまったり、考えすぎてしまうことで理解ができないという状態に陥りがちです。

こうした問題を解決してくれるための指針が「人に教えるつもりで考えろ」なのです。

ここでの教える対象は中学生、なんなら10歳くらいの子をイメージするといいです。彼らの多くは難解な話を嫌いますからね。(笑)

彼らでも分かるような言葉での説明を考えるようにしましょう。

「難しい概念を理解すること」と「難しい概念が定着すること」は実は大きく異なり記憶が定着することは、実は「分かりやすく説明すること」と深く結びついています。

キャッチコピーでもなんでも分かりやすく、簡潔なもののほうが頭に残りますよね。

それと一緒で難しいことも簡単な例を使ったり、覚えやすい言葉を使って説明してあげるといいです。

そして、この「分かりやすい(覚えやすい)説明」をするために必要なのが「情報の整理」という過程です。

情報を整理するためには、具体的で簡単なたとえ話を考えたり、情報を一度図にしてまとめてみる、といった手法が非常に有効です。(図式化の方法はこちらから→ 国語が苦手な受験生必見!現代文の読み方~たった4つのステップで文章が読めてくる~)

情報が整理されてしまえば、あとは中学生でも分かる言葉での説明を試みるだけでOKです。

難解なものを簡潔な形に変換してあげる。

そうすることで「分かりやすい説明」を作ることができ、結果として自分の記憶にしっかりと定着するのです。

具体的な応用例

例えば、心理学の用語に「認知的不協和」というものがあります。意味は次のようなものです。

個体がある事柄について矛盾した,相反する認知もしくは知識をもっている状態をさす。一般にこのような認知的不協和にある個体では,不快や心的緊張が高まり,その結果この不一致を低減させるための行動を生じさせる傾向をもつとされる。 L.フェスティンガーにより提出された用語で,彼は主としてこの概念を基礎に種々の社会行動を理解しようとして,認知的不協和理論を提唱した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

正直これを読んで意味わかりますか?

僕がこの言葉を説明するとしたらこうします。

恋人にお金を貸してくれと頼まれて「嫌だったけど貸してしまった」、という矛盾した状態が「認知的不協和」だよ。

と。どうでしょうか?ただ定義を述べられるよりは分かりやすいのではないでしょうか?

どんな人もイメージしやすい例を考えることが分かりやすい説明をする上で非常に有効ですし、その結果、分かりやすい説明ができるようになるだけでなく、一度理解した難しい物事をしっかり定着させることができるのです。

教えるつもり勉強法をやってみよう!

ここまで「教えるつもり」がいかに大事か解説したので、ここからは「教えるつもり勉強法のやり方」を解説します。

とはいってもやることは基本的に、「学ぶ対象を理解し、中学生でも分かるように説明する」だけです。

とは言っても難しいとおもうので、気を付けたいポイントと取り組み方を伝授します。

ます、ポイントは

分かりやすい「たとえ」で明確に伝える

ということです。

難しい物事をそのまま説明されても多くの人は理解できません。難しい哲学の概念をそのまま説明されても頭パンクしますよね?

どうしてそれがダメなのかと言うと、難しい言葉では「自分の中にイメージが湧かない」からです。簡単にイメージできない言葉は言ってしまえば「分かりにくい言葉」なのです。

ですので、まずは「理解したことを簡単なたとえで説明する」ことを考えましょう。

次に、具体的な取り組み方です。

ベストな方法は「実際に友人や兄弟に教える」ことですが、あくまで「教えるつもり」でやるとすれば、

中学生でも分かる説明を考え、自分にそれを語り掛ける

という方法です。

パッと見やばい人ですが、この方法は「セルフレクチャー」とも呼ばれる方法で、記憶の定着に効果があることは科学的にも証明されているのです。

自分で分かりやすい説明を考える、それを自分に対してレクチャーするという2ステップにより記憶の定着を良くするのが「教えるつもり勉強法」なのです。

まとめ

それでは今回の記事のまとめに入っていきましょう。

今回のまとめ

  • 記憶を定着させるには「理解したことを人に教える(教えるつもりでもよい)」事が有効・理解すること、と定着することは全くの別物である
  • だから定着しやすい言葉に変換することが重要。定着しやすいのは「分かりやすい、覚えやすい言葉・説明」
  • 最初に物事を理解する上で「情報の整理」ができると尚良い

今までに紹介した情報の整理の仕方も参考に、「分かりやすい説明をする」ことを意識して勉強に取り組むと一生モノの知識になりますよ!

僕も分かりやすい記事が書けるよう努力しますので、一緒に頑張りましょう!